# Soft Skills
# キャリア
# キャリアをビジネスとしてとらえろ
- 「ソフトウェアを作る能力」を売っている自覚を
- 改善例
- サービスを差異化する
- スペシャリストになる
- 価値が伝わる説明をする
# キャリア目標
- 目標がない旅は無駄足
- かといって何もしないのも最悪
- 定期的に見直す
# 社交スキル
- 大半の時間は人を相手にする
- 人に使ってもらうソフトを書くのが仕事。コードを書くことが仕事ではない。
- 批判はしない、逆に励ます
- 相手の望みを叶えてあげる
- 議論は避けろ。興味がない問題では譲れ、後で大きく得になるから。
# 履歴書
- プロに頼む
- 自分で作るなら
- オンラインで見れるように
- ユニークで目立つものを
- 行為 → 結果の順で書く(採用担当に対し、自分が何をできるか伝えられる)
- 誤字脱字は絶対だめ
# 面接
- 大事なのは能力ではなく、面接官に気に入ってもらうこと
- 正規ルートより個人推薦が圧倒的に有利
- 「求められていることに対する理解」と「それを実行する自身」を示す(自律できる人が求められている)
# キャリアパス
- 従業員
- 安定、簡単、福利厚生
- 不自由、収入は頭打ち
- 独立コンサル
- 自由、新しさ、高い収入
- 仕事探しの手間、煩雑な事務、複数の上司
- 起業家
- 完全な自由、大儲けの可能性、やりたい仕事、上司がいない
- とてもリスキー、自己責任、非常に多くのスキルが必要、超長時間労働
# 専門特化の必要性
- なんでも屋として売り出すのは難しい、まずは特化せよ
- スペシャリストの需要・報酬は高い
- 働き口は 1 つだけあればいいということを忘れるな
- 専門は後から変更できるし、後で多才になることもできる
# 就職先の企業タイプ
- スタートアップ
- 多くの役割 / 柔軟な変更
- 不安定 / 気づかれずにいられない / コードを書くだけでは済まない
- 影響が目に見えると嬉しい人向き。宝くじ気分ならやめとけ、当たらないから。
- 中企業
- 安定 / 落ち着き
- 変化が遅い / 技術がやや古い
- 落ち着いた堅実タイプが勝つ
- 大企業
- 厳格な手続き / 教育あり / でかい仕事
- 官僚主義 / ごく一部をいじるだけ / 気づいてもらえない
- 荒くれ者は歓迎されない
- ソフト開発専門の会社か
- 専門でない場合は待遇が悪い場合が多い
# 出世階段
- 責任を引き受ける
- 収入 = 責任
- 誰もやりたがらないもののうち自分ならできる仕事を引き受ける
- 周りのメンバーを支援する
- ドキュメントを書く・維持する
- 存在を主張する
- 仕事内容を記録して上司に概要を報告する
- 勉強会で発表する
- 会議で発言する
- 見てもらう。上司との定期 MTG など。
- 勉強する
- 問題を解決し続ける
- そういう人は最も役に立つ
- 政治と距離を取る
- ただし最低限のことは知っておく
- 何が起きているか、誰を避けるべきか、誰に逆らってはいけないか
# プロフェッショナル
- プロとアマチュアの違い
- プロ
- 常に従う原則を持つ
- クリアすべき品質水準がある、とか
- 無理なこと、間違ったことには No と言える、とか
- 仕事を正しく完成させる
- 間違いや無知を認めることを恐れない
- 首尾一貫、安定している
- 責任を取る
- 常に従う原則を持つ
- アマチュア
- 頼まれればなんでもやる
- 仕事を終わらせることを最優先する
- 知ったかぶる
- 予測不能で信頼できない
- 責任を取らない
- プロ
- プロであるために
- 良い習慣を身につける
- 例えば時間管理など
- 正しいことをする
- 絶対に超えてはいけない一線にはノーという
- 隅々まで品質を保証する。そのために継続的な研鑽を積む。
- 良い習慣を身につける
# 同僚やボスとの付き合い方
- ボス - 現場を仕切って最終的な決断を下す人
- 知的な人たちが集まって、合意形成でものごとをすすめるのは激ムズだから、ボスが必要。
- あなたの考えと、ボス(会社)の考えが違うことについては、割り切れ。そうすれば、とたんに楽になる。
- 権威を受け入れる
- 服従するか、辞めるかの二択しかない
- 服従は弱さではない。「自ら服従」するのであって、「服従させられる」のとは違う。
- 面倒なボスや同僚
- ドラマのようなものと考えて楽しめ
- 楽観視せよ
- 面倒でないボスや同僚
- 「共感」が重要
- 周りをよく見て、いつも救いの手を出す、頼れる人になれ
# テクノロジーに宗教のように接するな
- 宗教のように接すると、
- 成長が止まる
- 選択肢が狭まる
- 開かれたあらゆるテクノロジーに接しろ
# 独立
- 上手なやめ方
- やめても問題なく生活できる副収入を見つけておく
- 事前に副業を成功させておく
# フリーランスとしての仕事の始め方
- 知人に紹介により副業としてはじめるのがベスト
- クライアントを探すのではなく、クライアントに来てもらう
- インバウンドマーケティング
- 本、ブログ、PodCast など
- 料金設定
- 提供している価値に基づいて設定するのがベスト
- ブルーオーシャン
- 専門特化や、高い価値の提供が必要
- 市場の他のプレイヤーの単価と比較して決めるのは負け
- レッドオーシャン
- コモディティ化された人材
- 提供している価値に基づいて設定するのがベスト
# 製品を持つアントレプレナーになる
- 製品を作るよりターゲットを先に見つけておく
- 事前に市場テストをしておく(クラウドファンディング的な)
- 小さく初める
# スタートアップ起業のしかた
- 2 種類のスタートアップ
- 一般的なスタートアップ
- 投資家からの出資を受け、急成長を意図した会社
- ブートストラップスタートアップ
- 創業者だけでこじんまりと行うもの
- 失敗は少ないが急成長もない
- 一般的なスタートアップ
以下、一般的なスタートアップについて
- 大きくなるか潰れるかの二択
- ゴール
- 買収コース
- 膨大な収入を得て、リスクがゼロになればアガリ
- 投資家にとって現金化がゴールであることを忘れるな
- 株式公開コース
- 会社の純資産を一般投資家に販売すること
- 創業者・投資家の双方に膨大な収入をもたらす可能性がある
- 買収コース
- 保守的な運営はされず、常にホームランが狙われる
- 75%は潰れる
- ゴール
- ライフサイクル
- 真似にくいアイディア、知的財産を基礎として創業する
- アクセラレータ
- 株式の一部と引き換えに少額の資金やアドバイスをしてくれる
- エンジェル投資家による出資、シード期
- ベンチャー資本(VC)からの出資、シリーズ A
- 繰り返す
- 出資が止まるか、成功して利益を生むようになるか、買収されるまで
# リモートワーク
- 時間の管理
- きちんと決めておかないとすぐに破綻する
- 内発的モチベーションを保つ
- スケジュール・習慣を活用することが重要
- 孤独
- 独房に放り込まれるようなもの。人類最凶の懲罰方法である。
- 家の外に出て人に合う活動を必ず作る。この際、結婚相手と子供は数に入れない。
- コワーキングスペース等の活用もよい
# セルフマーケティング
# 基礎
- 同じ能力でもマーケティング次第では結果に極めて大きな差が出る
- マーケティングとは、製品・サービスとそれらを必要としている人を結びつけること
- Blog, Podcast, 動画、雑誌記事、書籍、カンファレンス
- 他の人たちに価値を与えることが大事
# パーソナルブランド
- ブランド = 約束(予想したとおりの形で価値が届けられるという約束)
- ニッチな領域を選び、メッセージ・キャッチフレーズ・ビジュアルを継続的に発信する
# 他者のために価値を生み出す
- 他者がほしいものを手に入れるために自分が役立てば、自分がほしいものが手に入る
- 理由
- 多くの問題や状況を知れるから
- 多くのつながりができるから
- 自分の問題解決能力が上がるから
- 困ったときに他者が助けてくれるから
# 学習
# 学び方を学ぶ
- 独学スキルは超重要
- かならず「実践」をすること
- 本を読んで自転車の乗り方を知っていても、乗れなければ意味がない
# ステップ
- 全体像をつかむ
- 本を読み通そうとしないこと!
- 学習範囲と成功基準を決める
- 具体的な言葉で
- 期間内に可能な範囲で
- 例
- 学習範囲)Ubuntuのセットアップ、インストール方法とその基本機能の使い方
- 成功基準)HTML5を使って自分の履歴書を表示するWebサイトを作れる
- 参考資料を見つける
- 本、動画、ブログなど
- 学習プランを立てる
- どの順番で何を学ぶのが良いか考える
- 参考資料を絞り込む
- ある程度使えるようにするための方法を学ぶ
- Too much も Too little もだめ
- いい塩梅の最低限の知識のみを学んで次に進む
- 遊び倒す
- 遊べば疑問が湧いてくる
- 遊べば忘れない
- 役に立つことができるところまで学ぶ
- 疑問について徹底的に調べる、そしてまた遊ぶ
- 教える
- 人に教えれば自分の知識が整理され、記憶も定着する
# メンターの探し方
- あなたがしたいことを成し遂げた人、またはその人を支えた人を探せ
- 知人、友人、コミュニティから探す
- 代わりに差し出せるものを考えておく
- 無償労働、ご飯をおごる、など
# メンターになる
- 誰かより一歩だけ先に進んでいればメンターになれる
- 他人の問題を客観的に見て、彼らが問題に近すぎるために見えていない解決方法を示すことが大事
- メリット
- 自身の知識が深まる
- いずれ逆に助けてもらえる
- メンティーを選ぶときは、成功できる基本的な資質があるか見極める
# 教えることが最高の学習方法である理由
- 教えるとは、知識のシェアに過ぎない
- 謙虚に、かつ自信満々に話せ
- 小規模な場所から始めてみる
# 学位
学位がないなら経験(ポートフォリオ)でカバーせよ
# 知識の隙間
- 知識の隙間を見つけて、定期的にそれらを埋める時間をとる
- 方法
- わからないことをメモ帳に逐次書き出しておき、後でしらべる
- 日常作業のうちペインポイントを見つけて取り除く
# 生産性
# すべては集中から始まる
- クルージングモードに入れば後は惰性で集中できる
- モードに入るまでの最初の5分10分は苦痛があるが、一時的なものに過ぎない
- じゃまになるものは予め取り除いておく
# メソッド
何らかのメソッドは採用したほうがいい。ポモドーロとか。
# 自分に対して責任を取る
- ルールを作って自分に課し、正しい方向に向かわせる
# 並行作業
- 並行作業は例外なく生産性が下がる。上がってると思うのは単に本人の勘違い。
- 例外は、全くバッティングしない作業(運動しながら学習など)
# 時間の浪費
特に時間を浪費しているものトップ2くらいを書き出して、辞める
# ルーチンの重要性
- 毎日していることが、時間とともにあなたをつくる
- 良いルーチンは大きな目標から始まる。そこから実際のルーチンにブレークダウンする。
# 習慣の育て方
- 習慣はキュー、ルーチン、報酬からなる
- 悪い習慣を分析し、良い習慣に置き換える
# 分解は生産性を上げる
- 分解すると
- 定義がはっきりする
- 見積もりが簡単になる
- 精神的負担がなくなる
- 分解できないのは、問題を理解できていない証拠
# しないよりしたほうがまし
- 恐怖により何もしないことを選択すると最悪の結果になる
- 「動いている車のほうがハンドルは切りやすい」